はじめに
突然ですが、あなたは毎朝、どんな思いで出勤していますか。
眠い目をこすり、重たい足を引きずり、さらには、満員電車に揺られ、やっとの思いで
たどり着いた会社で待ち受けている仕事は、本当にあなたがやりたいと思っているような
仕事ですか。
「今日一日、自分のやりたいことがどれだけできるのだろうか?」
「いったい自分は、誰のために、何のために、こんな思いをしながらも必死に働いてい
るのだろうか?」
そんなことを思いながら、人生の貴重な時間をやり過ごしていませんか。
「会社のために働いても、会社は最後まで自分を守ってくれるのだろうか?」
「こんな会社と家の往復だけのような生活をいつまで続けるのだろうか?」
公的年金は心もとないし、老後の不安だけが頭をよぎっていませんか。
私もそんなサラリーマンの一人でした。本書でご紹介する不動産投資を始めるまでは。
自己紹介が遅くなりました。
初めまして。不動産投資家の松本光彦です。
私は2010年に不動産投資を始めました。それまでは、高校を卒業した後、地元のJAに就職し、働くだけの、平凡なサラリーマンでした。
ところがJAの広域合併によって給与体系が大きく変わり、同じ仕事をしているにもかかわらず、給料が大幅に下がってしまいました。
それをきっかけにして「会社に依存しない人生」について真剣に考えるようになり、「副業」による給与以外の収入確保の道を探し始めました。
しかし、思うような方法はなかなか見つかりません。
いったいどうすればよいのかと暗い気持ちになりかけていたときに、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(筑摩書房)に出会いました。
そして、不動産投資こそ、サラリーマンが「副業」として取り組むことのできる最適な方法だと感じ、49 歳から挑戦を始めました。
それから7年、所有物件は19棟、物件の資産価値は31億円、家賃収入は3億円を突破し
ました。
これで経済的自由を手に入れた私は、2017年6月に念願叶ってサラリーマンを卒業しました。
何か特別な秘訣があるように感じられるかもしれませんが、実際に私が行ってきた手法はいたって簡単なものです。
誇張でも何でもなく、本当にこの3つのことだけを行ってきました。
ただ、それらを実行するために、1つだけ私が大切にしてきたものがあります。それはチームによる運営です。
チームとして取り組むことで、サラリーマンをしながらであっても、「副業」としての不動産投資で成果を上げることができたのです。
私は、「自動車王」ヘンリー・フォードから実にたくさんのことを学びました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、フォードの最終学歴は高校中退です。
ある新聞社がフォードのことを「無知な平和主義者」だと論評したことに対し、彼はその新聞社を名誉毀損で訴えることに決めました。
裁判のなかで、新聞社側の弁護士は、フォードがいかに無知な人間であるかを証明するために、彼を質問攻めにしました。実際のところ、フォードはその質問にほとんど答えることができず、傍聴席から失笑が漏れるほどでした。
さらに弁護士は、意地悪な質問を重ねたのですが、それに対してフォードは次のように答えました。
「私のデスクの上にはたくさんのボタンがあります。そのなかの必要なボタンを押せば、すぐに部下が必要とする知識を持ってきてくれます。私があなたの質問に答えるために、どうして一般知識を詰め込む必要があるのでしょうか?」
つまり、経営者はその業務に関しすべての知識を持っている必要はない。
自分の周りに優秀なスタッフをそろえ、必要に応じてそのスタッフから助言を得る。そして最終的な判断をリーダーである経営者自らが下す。経営者に必要なのは判断する能力と、判断に対する責任だけなのだ。
彼の言葉を耳にした裁判官や傍聴席の人々は、フォードが無知な人間どころか、むしろたいへん教養のある人物だと認めざるを得ませんでした。
私はこの逸話が大好きです。
私もフォードのようにチームによる運営を大切にしながら、投資規模を拡大し、ついに経済的自由と時間的自由を手に入れることができました。
本書は、初めて不動産投資を行う方々のために、私自身の経験から、誰もが陥る悩みを少しでも解決できたら、と思い書いたものです。
もちろん、あなたが抱える悩みは、かつて私が抱えた悩みです。
もしも、あなたが不動産投資に対して何らかの不安を感じているのならば、ぜひ本書を読み進めてください。きっと解決方法が見つかるはずです。
さあ、あなた自身の夢の扉を開けてみましょう!
松本 光彦
目 次
はじめに
著者プロフィール
松本 光彦(まつもと みつひこ)
一般社団法人 不動産投資家育成協会認定講師
1961 年5月生まれ、大阪府出身。
大阪府立花園高校卒業後、地元の石切農協(現JA 大阪中河内)に就職。
肥料・農薬等の販売業務を10 年経験後、貯金・保険の営業を担当する。36 歳で結婚し、4人の子どもに恵まれて幸せな家庭生活を送りかけた矢先、農協の広域合併により収入が減少。会社に依存する生き方に疑問を感じる。
偶然手にした不動産投資の書籍で目にした融資というレバレッジを効かせた投資法に感銘を受け、49 歳・知識ゼロから不動産投資の勉強を開始。物件探しから6カ月で、賃貸マンション1棟を購入する。
しかし、購入直後に入居者の退去が続き、家賃収入が減少。さらには職場の人事異動で慣れない環境に悩むなか、家庭での問題が続発し精神的に苦しい日々が続く。
「何とか現状を脱却しよう」と不動産投資の書籍を読みあさり、行き着いたのが「不動産収入でサラリーマンを卒業する」こと。そこで、「レバレッジを効かした規模拡大しかない」と法人を設立し、融資期間
が長くとれる賃貸マンションの購入を目指した。
「不動産投資はチームワーク」をモットーに、銀行融資を重視した戦略で連続購入に成功し、購入件数は19 棟に上る。
家賃年収が3億円となった2017 年にサラリーマンを卒業。
現在は、一般社団法人不動産投資家育成協会の認定講師として、サラリーマン時代に経験した融資・保険・税務知識を武器に、サラリーマン大家の育成に励む。
家族は、愛する妻と娘4人の女性だらけの6人家族で、幸せな毎日を送る。
推薦者の声
長岐 隆弘(ながき たかひろ)
一般社団法人不動産投資家育成協会代表理事
特に飛び抜けたキャリアではない、いわゆる「平凡なサラリーマン」だった著者が、「愚直な実践」と「チームプレイ」でこれだけの実績を作ったことは、多くのサラリーマンにとって『希望の光』になると思います。
7年間で19棟、資産価値31億円、家賃収入3億円を突破した著者の具体的なノウハウや、忙しいサラリーマンでも「チームプレイ」により「副業」としての不動産投資で大きな成果を上げられるという事例は、これから不動産投資を始める方にとっては再現性をもって大いに役立つ一冊として推薦いたします。
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