はじめまして、一般社団法人不動産投資家育成協会の代表・長岐と申します。
平成30年現在、不動産投資マーケットはバブルに近い状況になっています。
サラリーマンの副業として不動産投資をしたいという需要は活発に増え続けており、投資物件として収益を上げられるような優良物件に限っては需要過多となっています。
ところが、不動産の個数的には過剰供給となっていますので、知識と経験不足から、不動産業者から薦められるままに購入してうまくいかず、結局空室を増やしてしまうといったことが頻繁に起こっています。
地主系大家も同じです。ハウスメーカーやアパートメーカーの甘い言葉に乗せられてアパートを建てたのはいいけれど、入居者が入らないのです。
経営意識もないまま業者に丸投げしてしまっているので、その後の家賃保証の減額や打ち切りも業者の意のままにしてしまっています。
この問題に対する解決策は
『大家の経験を人に教える』
・・ことです。
私自身、サラリーマンから大家になる中で「業者が主導している限りこの世界は変わらない」ということをリアルに感じています。大家側こそ哲学や理念を持つ必要があります。そのためには教育が必要で、それができる講師の育成が必要なのです。
「大家=お金持ち」というイメージがあるので、世間一般の人からねたまれないようにアパートを持っていることを秘密にしているという大家も多いでしょう。
しかし、大家という仕事について知りたい人はたくさんいます。これまでの経験やそこから得た知識を必要としている人がたくさんいるのです。
それを教えることによって対価を得られるような仕組みを作って、不動産投資の講師として稼げるようになってもらう。これが、本書の目指すところです。
普通の大家が講師になろうと決心しただけですぐになれるものではありません。
なぜなら「人に教える」というのはかなり難しいことだからです。
しかも、不動産投資を教えるということになるとさらに難しい要因があります。
そこで本書では、稼げる講師になるための4つのフレームワークをご用意しました。
本書を読んで、これら4つのフレームワークを身につければ、
PCDAがうまくまわるようになります。